2025/09/05 09:52

【写真:シナノゴールド】

今年の猛暑は皆さまいかがお過ごしでしょうか。
山形県もこの夏は連日熱中症アラートが鳴り続け、9月に入りやっと暑さも落ち着くかと思えば、まだまだ暑い日が続いております。
9月に入ると、通常であれば残暑と涼しい気温を繰り返しだんだんと秋に向かっていき、日中の気温と夜間の冷え込みのバランスが、糖度や酸味のバランスを形成し、最終的な味わいにも大きな影響を与えます

この時期は夏の剪定を行い強い枝を間引き、りんごに光が当たるように、調節しています。ふじりんごのような赤いりんごはこの着色管理が欠かせなく、大変な作業です。枝を間引くだけでは不十分なので、今後りんごの周りの葉を一つ一つ取り、赤く色づいてきたらりんごを回して赤くなっていない部分に光をあて、下からも光が当たるように反射シートを敷きます。この着色管理があって、初めて真っ赤なふじりんごが食べることができます。

当園で栽培している「サンふじ」「シナノゴールド」の9月の生育現状です。
サンふじ(Sun Fuji) 日本を代表する品種であり、天童市でも最も普及しているふじ系統の一つです。9月中旬から色づきが進み、鮮やかな赤みを帯びた外観になってきます。糖度は平均13~15度で、甘みと酸味のバランスが絶妙な品種で一番人気です。サンふじは果肉がしっかりとしていて、シャリシャリとした食感とともに、ジューシーさも楽しめます。天候が良好な年は、果皮のツヤも一段と増し、見た目の美しさも際立ちます。木の管理次第では、果実の成熟度をさらに高めることも可能です。
現在はまだ色がついていませんが、形も大きさも良く、順調に生育しています。

シナノゴールド この品種は、赤くならない品種で黄色がかった明るい色と、やや硬めの果肉が特徴。9月中旬に差し掛かると、糖度も14度程度で、甘みと酸味のバランスが良好です。収穫は10月上旬から中旬にかけて行うため、ふじりんごよりも早い時期に食べることができます。写真のように片手に収まる程度の大きさになり順調に生育しています。

この夏の猛暑と少雨にも耐えてきたりんごが美味しく届けられるようにこれから着色管理を進めていきます。
ぜひ、丹精込めて作ったりんごをご賞味ください。